いつもかごしま!

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西郷どん 上半期名場面2選

我が家の「西郷どん」

待望のNHK大河ドラマの「西郷どん」が始まってもう半年が経過してしまいました。もうというのは、毎週楽しみに観ている「西郷どん」があと半分しかない寂しさ、西郷さんの死に少しずつ近づいている寂しさを表しております…

そんなわたくしの家では、「西郷どん」を観るときだけ、リビングの空間作りの都合上、普段はテレビと垂直に置いているソファをテレビの前に平行に置き、みんなで気合いを入れて観賞しています。しかも最近は18時から(BS)と20時からの2回観るのが日曜日の楽しみとなっています。

 

小学3年生はテレビの前をチョロチョロして怒られたりしますが、親の興味に付き合ってくれているのか、一応、一緒に見ています。少しでも覚えて欲しいので内容が難しい時には簡単な言葉で説明を加えています。

1歳児は最近、何か悟ったのか放送が始まると大人しく「西郷どん」を見てくれるようになりました(よし、いい調子!)。江戸に来た久光が慶喜にこき下ろされ、悔しさのあまり拳を口に入れるシーンを見て、しっかりマネをしていました(自分もグーを口に入れていた)。よく見ているんですね。0歳だった放送開始時あたりは「西郷どん」放送の時に限って、ギャーギャー声を張り上げていたので、この変化が嬉しいです。

 

印象に残る様々なシーン

さて、本題です。

本当に毎週おもしろいですし、色んなシーンが印象に残っています。切腹が決まった赤山靭負が明るく気丈に教え子達と最期の酒を酌み交わすシーン、シマンチュたちは酷い扱いを受けているにも関わらず、島を去っていく人の幸せを願い唄うシーン、寺田屋騒動で血が噴き出すシーン(NHKでもこういうシーンがあるんだ…子供がみてるんだけどな…)などなど。

そんな中、私の心に最も響いたシーンを2つあげたいと思います。なお、以下は放送順です。どちらも凄すぎて順位を決められませんでした。

 

私の独断と偏見で選ぶ名場面①

島津斉彬が斉興に家督の交代を迫るシーン #4「新しき藩主」

さすが世界の渡辺謙さん。その存在感も迫力も毎回すごいです。そして鹿賀丈史さん。毎回独特の表現力で、「食え〜」なんて、うちの誰が何回真似をしても同じように言うことは不可能です。そんな2人の、拳銃を構えて対峙した命掛けの交渉シーン。すごくない訳がありません。迫真の演技に釘付けです。いくら「好か〜ん」と言ってもそもそも親子なんですよ。お殿様くらいになるとそんな事も言ってはいられないのでしょうか。自分は歩み寄っているのに父親には毎回冷たくあしらわれる斉彬は辛かっただろうし自尊心も傷つけられたと思います。私だったら相当凹みます。でも、斉彬は斉彬で、琉球を通じた密貿易を阿部正弘に密告しますしね。凡人の私にはわかりません…。

兎に角、ベテラン(渡辺謙さんと鹿賀丈史さん)ってこういうのを言うんだと感動しました。歳を重ねるというのは熟練度が増すという事なんですね。改めてそう思いました。若手俳優にはないを感じました。歳を取るのもそう悪くはなさそうですね。

 

私の独断と偏見で選ぶ名場面②

西郷さんが有馬さぁに倒幕の挙兵を止めるよう説得するシーン #22「偉大な兄 地ごろな弟」

事の重大さを知る西郷さんが、久光公の命令を投げ出してまでも行った説得です。仲間なのに馴れ合う事もなくしっかりと向き合い、時に平穏に、時に声を荒げて自分の思いを伝える。気心の知れた仲間同士だからお互いの真意を十分に理解できたのでしょうか。2人ともかっこ良かったです。そして、有馬さぁが西郷さんを受け入れた後の、お互いを叩き合うところ。これも仲間だから出せる雰囲気なのでしょうか。男性ならではの微笑ましいシーンでした。よく見ると、あれ結構、強く叩いていますよね。「(愛着を持った感じで)いってーな、このやろう」と実は仕返ししてるだけなのかなと思ったりして。

 

最後に

上記2場面に共通するのは、どちらも命掛けという点です。そこまでして思い入れる信条。自分の事よりもそれのために一生懸命頑張る。そういう強い信念を持って生きる事が羨ましいのと同時に、今まで自分は物事に対してそこまで一生懸命やってきたかなと少し反省もしました。今は育休中ですが、仕事復帰時には気持ちを入れ替えてやってみようかな…多分すぐに不満と愚痴の嵐だと推測しますが💦この「西郷どん」を私のこれからの人生においてプラスに生かせればいいなと思います。

 

一方で、大久保利通の説得って、全然心に響きません。京都に出発しようとした有馬さぁとの交渉も、久光の命に背いた西郷(島の踊りをしていた)との京都での交渉もです。この西郷との交渉なんて、一応、命を引き合いに出した交渉なのにです。有馬さぁとの話は失敗してますし、こういう所が西郷さんとは大きく異なる所なのでしょうか。 

 

すごい、すごいばかりで、語彙力がなく失礼致しました💦

 

 最後まで読んで下さりありがとうございました。

 

 

鹿児島が好きになった理由6つ

はじめまして。

鹿児島県に初めて旅行したのが2007年。それからどっぷりその魅力にはまり、大好き歴11年目に突入しました。そして今年1月…NHK大河ドラマ「西郷どん」が放送開始され、現在再び大盛り上がりの我が家です。

なぜここまで魅了されたのか?! その理由をご紹介したいと思います。

きっかけは知人のススメと・・・

もともと外出は好きだったので、基本は自宅から車で2時間程度のところまで、そしてほんとにたまに新幹線で遠出するという感じで年に数回、旅行はしていました。ある日突然「たまには飛行機でどこか行ってみない?」とオット。飛行機好きのオットとは対照的に、大の苦手な私…ウダウダ迷っていたのですが、でもやっぱり色んなところに行ってみたい!!と一念発起し(←大げさ)、行き先の検討に入りました。 

すると、オットの知人が鹿児島県に20回以上行っているらしいとの噂が。尋ねてみるとさすがに色んな事をご存知で、宿泊先や食べ物などを含めたくさんの情報提供をして頂きました。沖縄便や北海道便みたいに飛行機も混んでなさそうだし、こうなったら行くしかない!と、ここから私たち夫婦の繰り返される鹿児島旅が始まったのでした。

それと…転勤族に生まれたオット。出生地は実は鹿児島県。2歳前には次の転勤先(近畿)に引っ越してしまい、それ以降一度も戻る事がなく全く記憶が無いので、ついでにどんな所か見てみようというのもきっかけのひとつです。

 

前置きが長くなりましたが、本題です。

 

1. 魚がおいしい  

黒豚、鳥刺し…お肉もとてもおいしいのですが、これは違う!と私のそれまでの概念を覆したのはお刺身でした。それまで柔らかくておいしいと言って食べていたお刺身、違うんですね。魚の種類にもよるとは思いますが、本当においしいというのは弾力があってかみごたえのあるものなんだと思いました(あくまで私の好みです)。初めて九州で食べた地は、霧島なんですよ。海から距離あるのにこのクオリティ。生臭みなんて全くないんですよ。驚きました。鹿児島県の食の質の高さを感じました。特に白身魚のお刺身最高!!

 

2.桜島が美しい

 霧島から少し離れてみる桜島、城山から朝日と共にみる桜島仙巌園からみる借景桜島桜島から間近に見る迫力ある桜島?  錦江湾沿いの道路から風とキラキラ光る海と共にみる桜島、どの桜島も見るたびに「わぁ!桜島!」と叫んでしまう程、キレイだなと思います。見えると嬉しくなります。存在感ありますよね。あの噴煙も絵的には良い味出してます。桜島を眺めながら暮らすことができる鹿児島の方々を羨ましく思う時もあります。(旅行者にはわからない苦労もあり軽々しく言うべきものではないかもしれませんね。火山灰が目に入った時にはとてもゴロゴロしたので粒が大きいんだなと思いました。)

 

3.温泉がたくさん

鹿児島空港の外に足湯(おやっとさあ)がある事からもわかります、鹿児島が温泉天国だという事が。ほんとに色んな泉質、風情のある温泉がありますよね。都会で疲れた心と体を癒やすことができます。桜島を眺めながらなんて、贅沢です!

公衆浴場では地元のおばあちゃんとご一緒すること時もありますが、楽しみ方を教えて頂いたりいつもとても親切にして頂いてます。赤ちゃんや幼児にも入るようにすすめて下さったり、ありがとうございます! 人の優しさにも感謝です。

 

4.歴史パワーがすごい 

 幕末から明治維新にかけての人物・偉業はもちろんのこと、鑑真、ザビエル、鉄砲などなど歴史が鹿児島中に溢れています。歴史好きの私にとって、と言っても教科書/参考書だけの知識ですが、とても刺激的な場所です。パリ万博には江戸幕府と並行して薩摩藩(新政府としてかもしれませんが)も出展したり、薩英戦争したり、薩摩って日本の一地域でしたよね?ほんと面白過ぎます。

 

5.異文化感がある

まず鹿児島空港から霧島に向かう途中。まるで日本昔話に出てくるような風景。

次に桜島桜島大根。黒酢の壺畑。子供の頃、教科書か何かでこれらの写真を見た時、東北の田舎町で育った私は、こんなに自分の環境とは異なる場所があるんだ…でも、こんな遠くに行く事は絶対にないだろうなと思っていました。

そして、南国感があふれる山川の辺り。そしてそして、柑橘類の種類がたくさん。みかんが英語圏でsatsumaと呼ばれいるのも納得しました。

ほんとに、自分が住む世界とは全くの別世界でした。海外旅行と同じ新鮮さがありました。地の果て(ごめんなさい)という雰囲気も、仕事で疲れ果てていた当時の私の逃避行先としてピッタリでした。

 

6.タイミングが良かった

2007年の初旅行の感激も冷めないなか、翌年2008年に大河ドラマで「篤姫」が放送され・・・私たちの状況はあとは想像にお任せいたします。

 

 以上、最後まで読んで下さりありがとうございました。

これからも、私の思い、考え、感想、旅行記など(時に妄想あり 笑)つづって行きたいと思いますので、温かく見守って下さい。よろしくお願いいたします。